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バベルの塔または火星での生活 このページをアンテナに追加 RSSフィード



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2009/03/07(土)

リアリストとしてのペシミスト

| リアリストとしてのペシミスト - バベルの塔または火星での生活 を含むブックマーク リアリストとしてのペシミスト - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

http://d.hatena.ne.jp/rararapocari/20090304/caocao

へのアンサーエントリ。まずは上を読んでいただけないと困ります。

http://originallove.g.hatena.ne.jp/keyillusion/20090228/caocao

への「反論」をいただいたわけだが、rararapocariさんはあまりに楽観論にすぎる。

もちろん、最高の楽観論だ。ぜひ、こうあって欲しいと思う。「いや、絶対にこのストーリーで行ってくれ。」とは、わが心の叫びでもある。

そこでこちらが取るべき態度は、最悪の悲観論であるべきかもしれない。なぜなら、現実は、その中庸を行くだろうから。

最悪の悲観とは、なんだろう? avex移籍などなく、移籍先も決まらないまま放置されることだろうか?

たしかに、その「生殺し」はかなりの悲観だ。最新アルバム『東京 飛行』のリリースから2年と少し。オリジナル・ラヴのメジャー活動以降では、もっとも長い空白期に入っている。しかも、オフィシャルWebサイト「Voice」で当人の活動が日々報告されているだけに、この状態が多くのファンにとっては一番辛いことだろう。

ただ実は、個人的にはその「生殺し」は、わりと大したことがない。だって、たったの2年でしかないのだ。

と、虚勢を張ってしまえるのは、Guns N' Rosesのおかげだ。それでピンと来る方には話は早いが一応捕捉すると、去年14年ぶりのアルバム『Chinese Democracy』がリリースされたからだ。なんたって、14年ですよ。しかも、オリジナル・アルバムとして数えたら17年ぶり。その間、活動停止をしていたわけではなく、アクセル・ローズ以外のメンバーだけが変わり続け、そのたびにライヴや音源が出てきて、新譜の製作状況が常に漏れ聴こえてくる。そんな14年間。「出ないことが名盤の証」とか「出る出るサギ」とか言われて、もういい加減…と諦めかけていたところへ、急転直下、ついに去年出てしまったのだ。そのカタルシスの余韻がいまだにあるから、田島が2年程度黙っていたって(しかも最近は日記の更新もあるくらいだから)、別に大したことはないのだ。

余談だが、音楽だけでなく、漫画でも耐性が身に付いてしまった。そちらはクダクダしく述べるのは止めておいて、タイトルだけに留めておく。『強殖装甲ガイバー』『天上の虹』*1

それでは、「生殺し」よりも最悪のシナリオなんてあるのだろうか? 自分としては、ある。それは「インディーズ落ち」だ。

あえて、rararapocariさんと同じところを引用させていただく。

あるジャンルの中だけで成立する良さではなく、ジャンルを取っ払ってその音楽自体として面白さが分かるようなと言ったらいいのか、上手く言えないのだけれども、なにかそういう意味合い、質感、を含ませた「ポップス」だった。

(略)

それにぼくの目指す音楽は、「いかにも芸術やってます」というような、「自分のやっていることは特別で素晴らしいことなんだと故意にアピールするような音楽」ではなかった。もっとありふれた、誰もが共感できる、欲を言えば音楽をとくに趣味としてこなかった人にも「あれっ?」と思ってくれるような音楽だった。具体的に言うと、ビートルズや、バート・バカラックやエルヴィス・プレスリーやセックス・ピストルズのような音楽だった。

Tajima’s Voice 2009.1.6(火)付

この「ポップス」ができる前提はなにかといえば、もちろん「メジャーであること」だ。

すかさず釘を刺すが、ここには「インディーズ」を卑下するつもりは毛頭ない。インディーズで活動しているミュージシャンにも素晴らしい方がたくさんいることは百も千も承知だし、そもそもインディーズなくしてはメジャーなど成り立たない。

ここで言いたいのは、田島が言っている「ポップス」を成立させるためには、絶対にメジャーであることが必要だ、ということだ。「誰もが共感できる音楽」を伝えるのに、自身が流通販路の狭隘なインディーズであることは、十分矛盾しているといえるだろう。

業界の話を詳らかに述べるまでもなく(というより面倒なので省かせてください)、インディーズであることは容易いが、メジャーであることは容易ではない。「オリジナル・ラヴ」は、ずっとその地位を保ってきた。そしてこれからも、その土俵からは決して降りてもらいたくないのだ。

で、話を戻すと。

2009年3月7日の現状としては、オリジナル・ラヴは「メジャー」のミュージシャンではない(http://originallove.g.hatena.ne.jp/keyillusion/20090124も参照)。さらに、Caocaoの話も「avex移籍」の状況証拠でしかない。さらには、年4回発行され、今月は発行月であるファンクラブ「Prime Tune」の会報が、未だに来ていないのだ! すわ解散? 

自分としては、悲観論者なのではなくて、現実論者として話をしているつもりである。rararapocariさんのように、持田香織のコメントから楽観的な裏話を読めないのも、オリジナル・ラヴの所属がハッキリしていない現実があるからだ*2。そんな「現状」としては、こんな「最悪のシナリオ」まで想像しても仕方がないというものだ。rararapocariさんと比べて、どっちの論を採るかは、読者に任せたい。

もちろん、月曜日のポストには、何事もなかったかのようにCaocao特集のPrime Tune会報が入っているかもしれない。いや、お願い、入っていて…。

[追記] 結局、月曜日に届くこともなく、4月1日になってようやく発行された。

*1:他の漫画を思い浮かべた方もおられるだろうが、それらには手を付けていません。

*2:もちろん、逐一移籍話の経緯を語るミュージシャンなんかいないだろう。そもそもオリジナル・ラヴは前回の移籍(EMI→ポニーキャニオン)のときも、特に何も「発表」のようなものはなかった。さらにそれは、過去メンバー脱退のときも同じような感じ。不必要な語りは、そもそもないわけだ。