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バベルの塔または火星での生活 このページをアンテナに追加 RSSフィード



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2011/02/05(土)

やっと『Red Curtain (Original Love early days)』を聴いた

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やっと、『Red Curtain (Original Love early days)』を聴いた。ファンクラブPrime Tuneの先行販売だ。本来、1月中旬には手に入れらるはずだった。が、自分のところだけPrime Tuneの手違い(涙)があって、半月も遅れてしまった。

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今、ブログ検索をしても、あまりこのCDのレヴューを見ない。先行発売で聴いた人はそんなに少ないのだろうか? それとも、途方のない内容にみんな口を噤んでいるだけなのだろうか?

ま、このレヴューが参考になるとは思えないけれど、誰も語っていないならば語ってしまうよ。

えと、以下では『ORIGINAL LOVE』(以下、「インディーズ盤」)は聴いている前提でレヴューします。

あと、今ここまでこの駄文を読んでいる人は、実際にCDを買うつもりのよっぽどのファンだけだろうから、9曲目以降のレヴューの部分は「続きを読む」で隠しておきます。いつでも気の向いたときに読み返してください。

'94年の小山田圭吾の推薦曲について

その前に。このCDを「待ってました!」と涙を流している人は、おおよそデビュー前('80年代)のオリジナル・ラヴを知らず、なおかつ'90年代の前半にファンになった人なのだと思う。それはなぜかというと、1994年7月号の『月刊カドカワ』(現在『別冊カドカワ』)に、小山田圭吾のコメントで、知られざるデビュー前の曲名が明かされたにも関わらず、まったくそれを知る術がなかったからだ。

あらためて引用しておくと。

THE VERY BEST OF ORIGINAL LOVE

<87~89年頃の5曲> 小山田圭吾さん(ミュージシャン)*1

  1. INTORODUCITION
  2. 少年とスプーン
  3. MR.BIG ROCK
  4. 砂嵐・電波
  5. 一秒と朝食

'94年ということは、『DESIRE』も出る前。そういえば、『DESIRE』がリリースされるときに"あの"「少年とスプーン」が収録されると知ったときの当時のファンの騒ぎと言ったら! ま、当時はインターネットも細々としていた時代だったから、地熱のような盛り上がりだったわけだけれど。


で、その後「Mr.Big Rock」の入ったインディーズ盤もリリースされて、上のうち2曲までがわかって、今回とうとう、「砂嵐・電波」と「一秒と朝食」が日の目を見ることになったわけだ。


Body Fresher」と「Original Love(Body Fresher2)」の曲順入れ替え

今回のCD、前半の8曲までは、インディーズ盤と同じ内容だ。しかし、田島の意向で、インディーズ盤とは1曲目と8曲目が入れ替わっている。

その経緯、田島自身がこう記している。…と、これは、DiaryかTwitterに書いているかと探したが、見つからなかった。「Prime Tune」会報#55から引用する。

1曲目と8曲目が入れ替わった曲順は実は、アルバム"Original Love"を作っていたときにすでにそう決められていたように記憶している。締め切り直前になって、"Original Love(Body Fresher2)"を一曲目にしたほがいいんじゃないかと、変に考え過ぎてしまった。やはり一曲目を"Body Fresher"にしたほうがよかったと、アルバムリリース後すぐに思ったのだけど後の祭り…。ずっと後悔していた。だからこの機会に直してもらった。

なるほど、たしかに印象が全然違う。

Original Love(Body Fresher2)」(以下「BF2」)は、冒頭にマーヴィン・ゲイの「What's Going On」のようなノイズが入るので、オープニング向きの曲ともいえる。しかし、「Body Fresher」はやっぱり、『Love! Love! & Love!』でもそうであったように、1曲目のほうがしっくりとくるし、「BF2」は「Darlin'」の後で聴くと、まるでアンコールやシークレットトラックのように聞こえる。

でも、「BF2」を最後に持ってくる、と言う決断を、'80年代当時ではできなかった、というのは十分に納得がいく。そもそも「シークレットトラック」が一般化したのなんてCDが普及した'90年代以降の話だし(むろん、いくつかの例外はあるが…それは大抵'70年代だな)、「次のアルバム」が出る保証がなかった当時の田島青年にとっては、無難に「BF2」をオープニングに持ってこざるを得なかったのだろう。

そして、この順番で聴くと、逆にレリーフのように浮き上がってくるのが、7曲目の「Darlin'」だ。「BF2」が"アンコール"や"リプライズ"のような感じになり、「Darlin'」は本編の"ラストソング"のような感じになるからだ。

「Darlin'」は、改めて名曲だと思った。1stアルバムにも当然のように収められた"自信作"だし、90年代以降も結構折に触れてライヴで演奏していたりするのもよくわかる。今度2月8日の「ひとりソウルショウ」でも、きっと演奏されるだろう。というか、是非演奏して欲しい。


砂嵐電波

ここから突然、音が悪くなる。ここからは、ライヴの実況収録だ。まぁ、そりゃそうか。

しかし!この音質の悪い部分を、このCDの欠点にはあげつらって欲しくはない!

あの「レッド・カーテン」の音源がディスク化されただけでも、奇跡に近いこと。そもそも、レッド・カーテンは1年足らずで、レコーディングもせずに消滅(改名)してしまったバンドなのだ。音源がリリースされるだけでもありがたい。そもそも、田島の気が向いただけでも(まるでマゾヒストのようだが)感謝しなければならないところだろう。

というか、正規にレコーディングされないと、大体このくらいの音質だと思う。それは、マイナーなものを聴きすぎた、自分の慣れなのかもしれないが。

インディーズ盤をすでに知っている人は、いきなりここから聴き始めた方が、早く耳も慣れていいだろう。

で、「砂嵐電波」。

なんとインスト曲だった!

1995年の「月刊カドカワ」内のコラムで、岡崎京子が「星の子チョビン」と歌っている曲がソレなのだと思っていたが、違っていたようだ。それとも、歌詞入りヴァージョンもあるのだろうか?

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すごいサイケなイントロ。しかし、タイトルのイメージとは違い、ノイジーではないのが意外。冒頭にカウントも入っているし、当時のオープニング曲だったのかもしれない。

クリスタル・バター・ランド

「砂嵐電波」とメドレーになっている。歌詞は英語。たぶん適当(笑)。

メロディや構成が、「Orange Mechanic Suicide」や「Body Fresher」を感じさせるところがあって、それらよりも前に作曲された曲なのだろう。田島のセンスがナチュラルに発揮された曲である。

少年とスプーン

日本語歌詞。『DESIRE』収録の曲の、原曲。

実はこれ、'80年代からファンだった人からテープを借りて聴いたことがあった。自分が持っているやつのほうが、もうちょっと音質いいかも。というのは、このCDから歌詞の聞き取りは、かなり難しいと思うから。

昔、聞き取ったときの記憶を辿って聴くと、家出した少年がスプーンに乗って海に冒険に出るが、とうとう折れてしまって云々かんぬん…といった感じだったなぁ。このCDでは、何度聴いてもよく聞き取れない。

それにしてもこれは、やっぱり名曲だな。変拍子のところは、'96年の田島も「今じゃ自分でも作れないコード進行」と言っていたし、まさに「天才」の片鱗を感じる。それが甘いアルペジオのメロディと相まって高まる。本当にいい曲だ。この原曲が日の目を見て、本当に良かった。『DESIRE』で好きだった人も、いっそう好きになったのではないか。

キャリアーズ

ゴシックな曲。たぶん、キュアーの影響? 詳しい人のフォローを求む。


ロデオ・ソング

「少年とスプーン」に並ぶ大作。これは名曲!

ロデオのような軽快なメロディなのは一部だけ。一転サイケになったり、ニューウェイヴっぽいメロディになったりする。1曲の中にどれだけぶちこみたいんだ!?とつっこみたくなるほど詰まっている。

もっと整理されればいいのに、ではなくて、このぶちこみ具合こそが、田島の「初期衝動」なのだと思う。

ここ最近の作品の「垢抜けなさ」は、田島の才能の枯渇なのではなくて、やっぱり原典回帰なのかな、と思うのだが。「髑髏」なんかは、こういう曲が源泉になっているんだろう。

Mr.Big Rock

歌詞が違う!

えっ!あの勢いだけの「インディーズ盤」でさえも、手直しをしたものだったの!?(笑)

ブリッジにギターソロが入っているのがポイント。その分、少し大掛かりになっている。


Orange Mechanic Suicide

イントロのメロディをベースが弾いている。曲の構成自体は『Original Love』収録のヴァージョン(このCD5曲目)と同じなのだが、こちらはライヴならではの勢いがある。当時は、アンコールの1曲だったらしい。今度の「ひとりソウルショウ」でも、それを期待。

後追いのファンだからこそ、このインディーズ版を聴くたびに思うのだが、1stアルバムの『Love! Love! & Love!』のヴァージョンを聴いたときの、当時のファンの衝撃はすごかっただろうな。どうすれば、これがあんなにムーディな1曲になるのかな!?

一秒と朝食

パンクとサイケとニューウェーヴがごちゃ混ぜになったような曲。めくるめく展開。このころの田島の頭の中はどうなっていたんだろう。


Talkin' Planet Sandwich

「Red Curtain」時代の音源が二つ。初ライヴから間もない、1986年和光大学でのライヴと、これまで一番古い音源とされていた『Attack of Mushroom People』からの再収録。インディーズ盤ではアコースティックだった曲だが、ここではパンキッシュな曲になっている。ライヴヴァージョンの方が勢いがあっていい。

*1:他に観月ありさ、松任谷由美、石田純一、松浦俊夫(U.F.O.)などが選んでいた。

CDJCDJ2011/02/07 19:40祝ふっかつ!!ぱちぱちぱち。 でレッドカーテンですが、自分はライブの時に買うので、聴いてません。ので、続きは読むは、後で読みますね。今年は、一番昔の音源と一番最新の音源が聴けるのか?
ライヴでのコメント、必見です。

keyillusionkeyillusion2011/02/12 01:36どうもありがとうございます! 半年くらいのサボりは何回かやってましたが、今回が一番開きましたかね。

ライヴはいかがでしたか?
「ニューアルバム」と言及したようですね。単に新曲をやっていた今までとは違う感じです。期待せずに待ってます。

samsam2012/01/06 14:07お邪魔します。
今更CD買いました。オリジナルのレコードは持ってます。
少年とスプーンの歌詞ですが、自分の記憶では
「急に曲がって折れたよ」「もったいないから戻すよ ヘイヘーイ」で、超能力によるスプーン曲げの話が盛り込まれております。

『この頃の田島の頭の中』については、
当時、私がバイトしていた古着屋に田島さんが来て、
店の真中に数分間ただ突っ立っていました。
その時知り合いからいただいたオリジナル・ラブのデモテープをかけていたので、それを聴いていたのか・・
どう見ても何も考えていない風でしたが(笑)
またレッドカーテンの最後のライブの時の田島さんの眼がイってしまっていて大変怖かったです。

samsam2012/01/06 14:21すみません。書き忘れました。
『砂嵐電波』の覚えている歌詞です。
出だし↓
ドアーの向こう誰かいる(死ぬ) モンシロ(モンキ)チョウ ヒラヒララ」
「鉄屑は鼓膜のー中にー」
後は聞き取れない単語がたくさんあって・・スミマセン!

keyillusionkeyillusion2014/10/29 02:05>「急に曲がって折れたよ」

あれはスプーン曲げも含んだ歌だったんですね。「もったいないから戻すよ」はそういう意味だったんですか。そういう耳で聴けば、もう少し聞き取れる歌詞もあるかもしれません。


すみません、2年遅れのフォローで…。たまたま気づきました。