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バベルの塔または火星での生活 このページをアンテナに追加 RSSフィード



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2011/07/01(金) このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

keyillusionkeyillusion2011/07/02 17:43とても面白かったです。

一番ハッとしたところが、「エクトプラズム、飛行」の意味合いに付いて、ちゃんと説明できる視点があるんだな、というところでした。

何も知らない立場から考えていたら、あのフリージャズは、せいぜい「煩悩の音楽」の具現化、くらいの発想しかできませんでした。

実はもうちょっと具体的な意味合いがあって、「東京」という街のカオス感をアルバムに加える、つまりはアルバムにリアリティ(現実感)を与える、という重要な意味があるのですね。

ORIGINAL LOVEの過去の曲で言うと、「冗談」のラストシーンと重なるわけですね。
(そういう意味では、「冗談」は最後はフェードアウトで終わってほしかったなぁ、と今でも思うのですが、「ムーンストーン」のフェードアウトでさえ人力で行った当時の田島にはその発想はなかったのでしょうね)

「TEN YEARS AFTER」にも元ネタがあったとは。考えたらあれ、PVを除いたら唯一の映像作品ですね。

***
大衆を「映画を見る/見ない」で分類するとすれば、自分は明らかに映画を見ない人種なのですが、たぶんその人種としては珍しく、シネコン的な映画よりはミニシアター的な映画の方が好きな人間です。俳優や監督の名前がまったく頭に入ってこないので、「○○の××の最新作!」なんていわれてもまったくピンとこないので、そういうのには興味が湧きません。それよりも、作品それ自体が力を持っているような作品、鑑賞に頭を使わなければならないような映画の方が好みです。(ドキュメンタリー、とくに音楽系のドキュメンタリーが好きです)

ジャームッシュという監督は今回まったく初めて名前を聞きましたが、とても面白そうな世界を持っていそうな人ですね。機会があれば、ぜひ見てみたいと思います(探すの大変そうですが)。

SWEET SWEETSWEET SWEET2011/07/02 20:17修正及びご感想ありがとうございます。


>アルバムにリアリティ(現実感)を与える、という重要な意味

不吉なインプロビゼーション「エクトプラズム、飛行」は「東京 飛行」で描かれる架空の東京から現実の東京(というか自分の住む場所)に引き戻す役割があるのかもしれませんね。
サイレン(警鐘)を鳴らす意味でのあの幕引きでしょうね。


しかし、まるで自分の映画に対する考えを聞いているような気分です(笑)。
ジャームッシュ作品は彼のパーソナリティありきの作品ばかりです。表向き、単なる娯楽映画であり教訓を打ち出すタイプでもありません。しかし、とても深い、良い余韻を残す作品ばかりです。おそらくkeyillusionさんの好みからもそう離れてはいないはずです。

「デッドマン」という作品は、主演のジョニー・デップを「ヒット製造機」として扱っておらず、ニール・ヤングが映像を観ながら即興で音をあてた、あらゆる意味で非常に“音楽的”な映画ですので、おすすめしておきます。

インディペンデント映画人気の立役者であり、未だに好きなものだけを撮り続けながら、多くの映画好きに愛されているジャームッシュの活動は、メジャーレーベルから自主レーベルに移った田島貴男のこれからの活動の指針にもなるのでは(希望的観測)。

話が膨らみすぎてしまいそうなので、「冗談」のあの流れを断ち切るようなラストについてはまた別の機会に。

keyillusionkeyillusion2011/07/03 02:45「『冗談』のフェードアウト」というテーマは、そういえば前にも書いたことがあるな、と思っていたのですが、思い出しました。こんなことを書いていました。

http://originallove.g.hatena.ne.jp/keyillusion/20090619

このときはまったく事情を説明せずに綴ったのですが、実はこのとき、私の妻が急病になってしまい、本当に生死の境を彷徨っていたときだったのです。絶望的な「現実」に直面していたときに「冗談」を聴いて、熱に浮かされたように書いた一文なのでした。

このときはたしかに、もしこの曲がフェードアウトしていたら、「混沌」に飲み込まれて、本当に精神的にダメージを受けてしまっていたかもしれません。

今、妻はすっかり元気になっています(今頃『白熱』を遅ればせながら聴いているはずです)。だから今はまた「やっぱりフェードアウトしていれば…」と思うわけです。喉元過ぎればなんとやら、ってやつですね。

SWEET SWEETSWEET SWEET2011/07/03 16:04上記の「冗談」についてのエントリから「ムーンストーン」のレビューまで辿って読ませていただきました。褒めてばかりですが、やはり素晴らしい、抜群に。これを読んでいるみなさんもぜひもう一度。読んでいると確実に聴き返したくなりますもんね。

思い出とその頃よく聴いていた音楽は、深く結びついてしまいますね。
定期的にリリースされていた頃のオリジナル・ラブのアルバムは自分にとっての年表替わりだったりします。

人生の一大事にさえ頭の片隅に流れていたのですね。
そのお話だけで「ムーンストーン」の素晴らしさが伝わるというものです。

keyillusionkeyillusion2011/07/12 01:13SWEET SWEET 2011/07/11

ご報告です。

「白熱」を聴きました。
keyillusionさんのいま現在の「白熱」評はいかなるものでしょうか。ファーストインプレッション以降の手応えが気になっています。

昨日から繰り返し聴いている自分の感想。このアルバムはみんなのもの。夏が来る前に聴くことができて本当によかった。

keyillusionkeyillusion2011/07/21 15:17>SWEET SWEETさん
rararapocariさんがようやくアルバムを手に入れたようなので:-)、そろそろ新しい感想をまとめたいと思っています。27日の発売前には1度まとめたいですね。

聴きこむほどに魅力的なアルバムです。一言で言うと、「オレはこんなアルバムを待っていたんだ!」という感じです。夏の前に出たのは、本当に嬉しいですね。やっぱりORIGINAL LOVEは夏のバンドだと思います(アルバム自体は春の設定のようですが)。