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バベルの塔または火星での生活 このページをアンテナに追加 RSSフィード

IDを変え、引越しました。 現在は https://originallove.g.hatena.ne.jp/keyillusion/ です。

2005/03/09 (水)オリジナル・ラヴ マイランキング

ゆうじ!さんの「マイランキング FILE001:オリジナル・ラヴ」に倣い、自分なりの「マイランキング」を出して見ました。

ルールはゆうじ!さんに準じています。ですので、

ご覧になる方によっては不愉快な思いをされるかも知れませんが、あくまで個人の趣味と言う事でご容赦下さい。

ということになります。文責はもちろんoriginalovebeerにあります。

そしてもちろん、異論反論大歓迎です。

ランキング対象アルバム

メジャーデビューアルバム『LOVE! LOVE! & LOVE! 』から、執筆時最新作12th『街男 街女』までの12枚。(順位は11位まで。理由は本文中)

インディーズ盤『Orignal Love』、ベスト盤、リミックス盤は除く。

マイランキング1位:『結晶』(1992)2nd  マイランキング1位:『[[結晶]]』(1992)2nd - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

結晶 SOUL LIBERATION

人生を変えた1枚。このアルバムにまつわる思い出はたくさんありすぎてとても書ききれない。

「スキャンダル」をはじめてラジオで聞いたときに受けた衝撃。日本にもこんな音楽をやる連中がいるのか!というショックは、12年経った今も続いている。そして「ヴィーナス」の比類なき美しさ(あれがシングルだったなんて!)。この2曲があるだけでも奇跡的。

一方で、ORIGINAL LOVE全曲の中でも個人的ワーストの部類に入る「愛のサーキット」が入っている瑕疵も、またこのアルバムの愛すべきところ。

このアルバムは、それまでHR/HMを中心とした洋楽至上主義(日本の音楽なんてつまらないと信じて疑わない偏見者)だった自分にとっては、本当に鮮烈なサウンドだった。しかも「A面」の舶来のジャズ的な部分よりも、「B面」の土着のポップス的な側面に非常に興味を感じたのは、自分でも意外なことだった。軽い音なのにどこまでも「ロック」を感じるのだ(そして今でも、自分にとってオリジナル・ラヴはロックである)。

このアルバムに取り付かれていたころは、日本のミュージシャンに関する知識も興味もほとんどゼロだった。渋谷系という言葉はもちろんのこと(もっともこのころその言葉があったかどうかは微妙だが)、田島貴男のキャラクターなど知る由もなく、ORIGINAL LOVEはどこまでも爽やかでおしゃれなサウンドを出す人たちだと思い込んでいた。その「誤解」が、後にシッペとなって返ってくる。

 イチオシ曲:「スキャンダル」「ヴィーナス」
 苦手曲:「愛のサーキット」

マイランキング2位:『L』(1998)8th マイランキング2位:『[[L]]』(1998)8th - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

L

ピチカート『月面軟着陸』の「これは恋ではない」を地でいくように、"音楽"それ自体に心底倦んでしまっていたこのころ。前2作および先行シングルに馴染みきることができず、このアルバムを聞いたらORIGINAL LOVEもろとも音楽を聴くのもやめようか…と思い詰めつつ聴いた。

ところが、「Wedding of Housefly」の、これまでの「アルバム1曲目」とはまったく正反対の軽薄短小な音にあっけに取られ、続いて流れてきた「水の音楽」に完全に打ちのめされてしまった。この近作の、「機材機材」と無理しているようにしか思えなかった音が、ここでは完全に田島の音になっていた。そして、聴き込むほどに気づくものすごい緻密な音の組み立て方。オリジナル・ラヴをはじめて聴いてから6年目にして、田島の本当の実力を知ったのだった。

正直なところ、アルバム内の個々の曲のできにはムラがあると思う。もっといえば、「水の音楽」だけでほぼ全体の印象を決めているようなものだ。しかし、アルバム全体にトーンが統一されているのがよい。ジャケット(中身のないグラマラスな女性)も、見事にそのアルバムのスッカラカンな音を象徴している。どうしようもない、閉塞された気分のときに聴くと、本当に染みてくる音だ。そして、その先に微かに見えてくる白い光が、このアルバムの「救い」となっている。実際、その救いのおかげで、いまこんな文章を書くことができている。

さらに、『L』ツアーにとどめを刺された。ターンテーブルのL?K?Oをフィーチャリングし、ほぼ全曲がアルバムでの鬱憤を晴らすかのような強烈なアレンジを施されていた。こうしてまた、田島に打ちのめされたのだ。まだまだ音楽の楽しみは尽きていないぞ!と両頬を叩かれたかのようだった。

なお、このツアーのアレンジは、次の「FIRE WALKING」ツアーでさらに拍車をかけられ、『XL』という形でディスク化された。

ところで、2004年の『街男 街女』ツアーでは、ライヴにてアルバムどおりの曲順を再現していた。個人的には、当時この『L』のツアーがそうならないかと大いに期待していたのだが、それはさすがに叶わなかったのだった。

 イチオシ曲:「水の音楽」
 苦手曲:「インソムニア

マイランキング3位:『ビッグクランチ』(2000)9th マイランキング3位:『[[ビッグクランチ]]』(2000)9th - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

ビッグクランチ

L』のツアーで田島がただごとならぬことに気づき、その後「FIRE WALKING」「XXX」のツアーと『XL』を経て、ついについに出たのがこの傑作アルバム。『風の歌』のときに感じた高揚感をまた追体験できるなんて、なんて自分は果報者なのだろうと思った。渋谷陽一ではないが、このアルバムを聴いたとき「ざまぁみろ!」と誰へというでもなく叫んでしまった。

7曲目までの、まったく息もつかせぬ展開は何度聴いても素晴らしい。そして宇宙が消失するはずのビッグクランチの瞬間さえも突き抜けて、田島が大地に激突するエンディング「R&R」がこのアルバムのハイライト。バカな田島がもっともダイレクトに垂れ流された1枚だ。(http://originallove.g.hatena.ne.jp/originalovebeer/20040729/p2も参照してください)

ただ瑕疵がないわけでもなく、小西康陽との久々のコラボレーション*1殺し」は、若干期待はずれだった(普通の曲という感じ)。その不満もあるからまた全体が愛しいのかもしれないが。

 イチオシ曲:「地球独楽」「ショウマン」
 苦手曲:(「殺し」)

マイランキング4位:『風の歌を聴け』(1994)4th マイランキング4位:『[[風の歌を聴け]]』(1994)4th - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

風の歌を聴け

各曲のテンションが高い上に、いやが上にも盛り上がる構成を取っていて、"洋楽バカ"だった自分のツボを付き捲る、絵に描いたような「名盤」。こんなアルバムがオリコンの1位を取るなんてこと自体が信じられなかったし、あの『結晶』の爽やかなバンドがこんなアルバムを作ることにも腰を抜かした。そして居ても立ってもいられずライヴへ行き、「オレは渋谷系じゃない!」と叫ぶ生の田島貴男を見て「一生こいつに付いていくぜ!」という(どうにも若気の至りな)誓いを立てたのであった。『ビッグクランチ』のときに同様の誓いを立てなかったのは、自分もちょっとオトナになったわけなんだろうか。

マイランキング4位にしてようやく(笑)、まったく文句も隙もない作品。しかしその完璧さゆえに、上のアルバムたちよりも愛らしさが薄れてしまうのかもしれない。逆に言えば、これほどのアルバムよりも素晴らしいと思うアルバムが3枚もあるのだから、まったくORIGINAL LOVEは侮れない。

 イチオシ曲:すべて
 苦手曲:なし

マイランキング5位:『LOVE! LOVE! & LOVE!』(1991)1st マイランキング5位:『[[LOVE! LOVE! & LOVE!]]』(1991)1st - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

LOVE! LOVE! & LOVE!

デビュー盤が2枚組というとフランク・ザッパが有名だが、CD時代になってからそんなことをしているのは、実はORIGINAL LOVEしかいないのではないだろうか? 「2枚組デビューアルバムをビルボード1位に押し上げて解散だ!」とぶちまけたマニック・ストリート・プリーチャーズも結局CDでは1枚だった。

普通の新人に2枚組ものデビューアルバムを作らせるわけがない。今でこそ、バンド時代のことがほとんど語られなくなってしまったのでピンと来ないが、そういえば、ORIGINAL LOVEは鳴り物入りでデビューした「スーパーバンド」だったのだ。ライヴバンドとして、すでにクアトロでワンマンをするほどの実績があったし、名目上も、元ピチカートファイヴのヴォーカルが、ピチカートVのサポートドラマーとBLUE TONICのキーボードと結成したバンドだった*2。例えては悪いが、今の100s以上のものがあったと思うのだ。

さて、そんな破格の2枚組だが*3、これがまた捨て曲がない。それもそのはず。'86年のレッドカーテンの結成から、ピチカート・ファイヴへの参加、都内各地のライヴサーキットなど、激動の4年半の集大成がこのアルバムなのだ。普通のデビュー盤とはレヴェルが違う。「ファーストにしてベスト」。当時のファンは大体そう思ったに違いない。

しかし、ライヴバンドだったはずのORIGINAL LOVEが、ここではその持ち味を出し切れていないのは、今聴いてもわかる。この後、ディスクとライヴのギャップは、田島のひとつのテーマとなったはずだが、ここでは多くは触れない。

ところでこのアルバム、後からファンになると、ヴォリュームに押されて手を出すのを躊躇してしまいがちだ(自分がそうだった)。だけれども聴いてしまえば、「あぁなんで聴いてなかったんだ」と後悔すること請け合い。

 イチオシ曲:「LOVE SONG」
 苦手曲:なし

マイランキング6位:『RAINBOW RACE』(1995)5th マイランキング6位:『[[RAINBOW RACE]]』(1995)5th - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

RAINBOW RACE

風の歌を聴け』ですべてを絞りきってしまった田島貴男。「ミュージシャンはこうやって真っ白になるのか」と田島もふと漏らしてしまっていた。そんな余波の中で作られた1枚。

このアルバムの魅力は、小松-佐野のリズム隊だろう。そのグルーヴに身を委ねて聴いているだけで全編聴けてしまうようなアルバムだ。

といって、もちろん田島の出る幕がないのではない。真っ白になったのがほどよいリラックスさを生んで、これまでにないような路線の曲が多い。「Your Song」の少年合唱は、『風の歌』にもなかった別種の神々しさを出すことに成功。「夢を見る人」「Midnight Shuffle」も田島ソウルの到達点の一つだ(本当の到達点は「プライマル」なんだろうが)。

いつでもどこからでも聴き始めることのできる名盤だと思うのだが、どういうわけかあまり評判が良くないアルバム。「夏着の女たち」とか「ミア・マリア」とかが散漫なのか? リラックスモードで聴けばまったく気にならないんだが。

 イチオシ曲:「Your Song」
 苦手曲:なし

マイランキング6位:『ムーンストーン』(2002)10th マイランキング6位:『[[ムーンストーン]]』(2002)10th - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

ムーンストーン

ビッグクランチ』ですべてを絞りきってしまった田島貴男。…そう、自分にとっては『RAINBOW RACE』と同じ位置にあるアルバムである。いつでもどこからでも聴き始めることのできる名盤。

リラックスさが今回生んだものは、「GLASS」の儚いほどの美しさ。その直前にしていた「誘惑について」のセルフカヴァーや、キリンジの「エイリアンズ」のカヴァーが、この曲に結実したと考えるのは穿ちすぎだろうか。「悪い種」「冗談」も田島ロックの到達点の一つだ。そして「アルバム1曲目が大作」という定石をまた壊し、シングル「夜行性」がアルバムの1曲目に。『ビッグクランチ』のあとのムーディなこの1曲は、ここまでのORIGINAL LOVEの集大成的な1曲だと思う。売り上げ的には綺麗サッパリだったけどね。

 イチオシ曲:「GLASS」
 苦手曲:なし

マイランキング番外:『街男 街女』(2004)12th  マイランキング番外:『[[街男 街女]]』(2004)12th - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

街男 街女

最新作のコメントは1年くらい経たないとしたくないので(冬と夏で違って聞こえるかもしれないから)順位はなし。今最新アルバムはこの辺の位置だ。アルバム全体から見た曲の粒の揃い方で評価すると、自分にとっての分水嶺となるアルバムとなりそうだ。

このアルバムの印象は、ラストの2曲がほぼすべてだ。http://originallove.g.hatena.ne.jp/originalovebeer/20041105で書いた感想は、それからまたかなり聴き込んだ今になってもそれほど変わっていない。

しかしこの2曲、アルバム全部を聴いてから聴くのと、曲を単品で聴くのとではだいぶ印象が違うことに気がついた。単独で聴くとそれほどまでに強い感動は得られない。しかし、それまでの8曲を聴いたあとでなら、今でも同じように田島の現存在を感じることができる。アルバム全体がひとつの作品になっていることを、より強く感じる。先のツアーでアルバムどおりに再現したというのは、このあたりに理由があったのかもしれない(しかし、それがライヴの時点できちんと伝わったとは思わないのだが)。

それから「築地オーライ」は、「鍵、イリュージョン」の後にもう1回戻って聞くときはとても好きだ。連環構造。

 イチオシ曲:「鍵、イリュージョン」「夜の宙返り」
 苦手曲:「築地オーライ

マイランキング8位:『DESIRE』(1996)6th マイランキング8位:『[[DESIRE]]』(1996)6th - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

Desire

1曲1曲がものすごくよくできているのはわかる。しかしアルバムとして通して聴いたときに、プラスになるどころかマイナスが生じてしまっているのが、このアルバムの最大の欠点だ。「Hum a Tune」でせっかくエンジンがかかったところに「ブラック・コーヒー」ではぐらかしてしまうあたりがダメなんだ。「黒猫」や「Masked」あたりで繋いで、コミカルな曲はB面へ持っていけば本当によかったのに(実際、そういう聴き方をするとかなり満足できる)。

それからいまひとつ馴染めなかったのが、それまでのグルーヴ感を放棄してしまったところ。宮田-佐野とせっかく繋いできたグルーヴ感を、とくに必然性もなく平板なものにしてしまったのは、よくわからなかった。今にしてみれば機材接近への伏線だったのだろうが。大作の「Hum a Tune」「青空の向こうから」にいまひとつ馴染めないのは、この半端さに原因があるように思っている。

一方で「日曜日のルンバ」は、このアルバムの丁寧さ・緻密さが一番凝縮されている佳曲だと思う。「少年とスプーン」も、雑誌で存在を先に知っていたので、アルバムに入ると知ったときはすごくうれしかった。そして期待以上の曲だった。あの変拍子。

プライマル」は「二つの手のように」「流星都市」などの過去バラード曲を超えられなかったのが残念だった。いい曲だけどね。

 イチオシ曲:「少年とスプーン」「日曜日のルンバ」
 苦手曲:「ブラック・コーヒー」

マイランキング9位:『踊る太陽』(2003)11th マイランキング9位:『[[踊る太陽]]』(2003)11th - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

踊る太陽

これも評価の難しいアルバム。ある曲を基準に据えると他の曲の不出来が鼻に付いてしまう。たとえば「恋の彗星」「Tender Love」を中心に見ると「4回戦ボーイ」とか「こいよ」がダメになる。「ふられた気持ち」を良しとすれば「相棒」が良くないなど。アルバムを流して聴けば印象は悪くないのに、それだけ単品の出来が不充分なのだろう。

そんな中でも「美貌の罠」の出来は出色すぎる。鼻血が出るほどカッコイイ。「スキャンダル」に匹敵する名曲。

迷いを感じる1枚だが、『街男 街女』にもまだ同じ「迷い」があるように感じている。

 イチオシ曲:「美貌の罠」
 苦手曲:「恋の彗星」「相棒

マイランキング10位:『EYES』(1993)3rd マイランキング10位:『[[EYES]]』(1993)3rd - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

EYES

結晶』でORIGINAL LOVEは爽やかでおしゃれなサウンドと思い込んでいた自分がくらったシッペが、このアルバム。垢抜けないジャケットに不安を覚えつつ取り出したディスクを聴いてみれば……なんだこの声? 地味でダルいサウンド。あの軽快なORIGINAL LOVEはどこへ? と、これがはじめて彼らに挫折した瞬間だった。このときは本当に「サンシャイン・ロマンス」と「いつか見上げた空に」しか聞くに絶えなかった。

そんな自分を引き戻したのが、半年後に出たシングルの「接吻」だった。どこかのショップの有線から聞こえてきたすごくイカしたサウンド。日本にもこんな音楽を作る連中がいるんだな、と感心していたら、それがあの一度見限ったORIGINAL LOVEだったことを知り、また衝撃を受ける。そして『Sunny Side』を聴きまくり、『風の歌を聴け』の発売を指折り待ち、ライヴにまで行ってしまたころが、自分のORIGINAL LOVE熱の最初のピークだった。*4

そのうちこのアルバムの良さにも気づくようになった。「Let's Go!」を理解できなかったのは、単に当時の自分の耳の底が浅かっただけだった。「砂の花」の女性ヴォーカルとの素敵な絡みは、ここだけでしか聴くことのできない貴重な作品。恥ずかしげのないウェディングソング「I WISH」も今では大好きだ。

しかし、どうも他のアルバムと比べると散漫な印象は否めない。『踊る太陽』と一緒で、ある曲を評価すると他の曲が引っ込んでしまう。やはり過渡期の一枚か。

田島以外の曲が多くてヴァラエティに富んでいるはずなのに。イチオシの「Let's Go!」と苦手の「JUDGEMENT」なんて兄弟のような曲なのに。

 イチオシ曲:「Let's Go!」
 苦手曲:「JUDGEMENT」

マイランキング11位:『ELEVEN GRAFFITI』(1997)7th マイランキング11位:『[[ELEVEN GRAFFITI]]』(1997)7th - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

ELEVEN GRAFFITI

「機材元年」と打ち出して出された年に出たアルバム。前作の民族楽器へのアプローチはどこへ?と田島のアティテュード自体が揺らいで見えた。「11の落書き」というタイトルも、散漫さの象徴のように思えてしまう。

このアルバムをあまり高く評価できないのは、ひとえに「アイリス」と「ビター・スウィート」が大好きなせいなのだと思う。そちらに視点を向けてしまうと、「ティラノサウルス」とか「ペテン師のうた」の機材の音が消化不良にしか響いてこない(おまけに「ビター・スィート」が大学自体に作った曲のリメイクと聞いて脱力した)。先行シングルの「GOOD MORNING GOOD MORNING」は、どういうわけか最初佐野元春にしか聞こえなかった。ツアーの内容も低調気味で、田島の輝きが少し色褪せて見えていたあのころ。ただし、このツアーの最後に1回だけ渋谷クアトロでやったライヴは、今でも忘れようと思っても忘れられない。本当になんだったんだろう、あれは?

 イチオシ曲:「アイリス」「ビター・スウィート」
 苦手曲:「サーディーンの缶詰」

[]掌の上の孫悟空 掌の上の孫悟空 - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

サンボマスターの山口隆氏が『Quick Japan』で「オリジナル・ラヴは、九〇年代の日本ではいちばんすごいと思ったグループですね。」とのたまっていたことを知る。

http://blog3.fc2.com/originallove/blog-entry-25.html

どうにもマツケンサンバfeat.小西のときに感じたような非常な恥ずかしさを覚えた。「やっぱりキミってこういうのに弱いんだよねぇ」と見透かされたような自分への恥ずかしさ。

実際のところ、自分がサンボマスターを聴いたきっかけはオリジナル・ラヴとはまったく関係がなかったし*5、そのアルバムを聴いてさえもオリジナル・ラヴっぽいと思いもしなかった。強いて共通点を挙げれば、自分の中の「ロック」の琴線を激しくかきならされた*6というだけだ。

言われてみれば(←言われて気づく)、「月に咲く花のように」は「朝日のあたる道」に匹敵する感動のアルバムエンディング曲だね。

[]オリジナル・ラヴブログ オリジナル・ラヴブログ - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

http://blog3.fc2.com/originallove/

たしかに、はてなにいるとキーワード機能の便利さに、「表」へ出て行くことがなくなってしまう。だから今日になるまで、自分の他にもオリジナル・ラヴのブログをやっている人がいるということにさえ気づかないわけだ。どうもすいません。"同業者"としてよろしくお願いします。

[]香水 オリジナルラブ 香水 オリジナルラブ - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

ロマーニ オリジナル ラブ EDP60ml SP

【楽天市場】ロマーニ オリジナル ラブ EDP60ml SP:y.s 香水広場

こんなのあるんだ。官能小説サイトがあるのは知ってたけど。

*1:メジャーデビュー後は初めて

*2:実際には正しい経緯ではない。

*3:しかし、もし「LOVE VISTA」があと2分短かったら…1枚になったんだよな、これ。

*4:『ビッグクランチ』のときに感じた「高揚感」は、このときのことである。

*5http://d.hatena.ne.jp/originalovebeer/20050127#p4参照

*6:こんな恥ずかしい表現でしか言いようがないほど、直截なものなんです。

rararapocarirararapocari2005/03/11 00:40一気に読みました。面白かったです。やはり「苦手曲」を示すのと、最下位まで順位をつけるというのが、この企画のツボですね。自分と違う部分もたくさんあるので、少し時間が空いたら書きたいと思います。あと、ham→humですね。

ゆうじ!ゆうじ!2005/03/11 08:35こんちには。こちらでははじめての書き込みです。改めてよろしくです。
マイランキング、楽しく拝見させていただきました!!概ね流れとしてに自分と共通しているところが多くて嬉しかったり、またアルバムの評価は同じくらいでも、個々の曲の評価は正反対のものがあったりと面白かったです。あと『踊る太陽』の「ある曲を基準に据えると他の曲の不出来が鼻に付いてしまう。」の記述がツボでした。このアルバムに感じる違和感はそういうことだったのかと目から鱗でした。
自分でやってても面白かったですが、他の方のランキングを拝見するのも凄く楽しい。特に苦手曲が知ることができるのが楽しいんですよね(笑)もっと多くの方のランキング知りたいですね。rararapocariさんも是非!!

originalovebeeroriginalovebeer2005/03/11 22:17これは読むよりもやってみるほうが楽しいです。rararapocariさんのが楽しみです。▼誤字指摘感謝。

originalovebeeroriginalovebeer2005/03/11 22:28「ある曲を基準に据えると…」についてですが、『EYES』『ELEVEN』への不満もおおよそそれで説明が付くことに気づいて、自分でも書いてみてハッとしました。
それにしても、自分のとゆうじ!さんのだけでは、『ELEVEN』があまりにも不遇ですね(笑)。ということで実は今日『ELEVEN』を聴いていたんですが、かなり久しぶりに聴いたようで、いろいろと新しい発見がありました。このアルバムは「最下位」なのではなくて、12番目に好きなアルバムですね。ブログの特性を活かしてアルバムごとのレビューをしようと前から考えていたのですが、今度こいつからまとめてみたいです。

LindaLinda2005/03/13 19:11ファンになって初めて迎えたアルバムが「街男 街女」という超新米ファンの私ですが、勇気を持って書き込んじゃいます。その時の状況やライブなどを交えたランキング、とても楽しく読ませていただきました。私のように後から短期間に一気にアルバムを聴くと、OLの変化のさまも安心して面白がっていられたのですが、リアルタイムで聴いてこられた方は大変だったんでしょうね。でも、とても羨ましいです。ちなみに私の1位は「街男 街女」です。いろいろ思い入れがあって。前作から引き続いてのドラマー沼澤尚さんの参加や贅沢にも全曲にわたって塩谷哲さんのピアノが聴けるのも嬉しいところです。「鍵、イリュージョン」の後に聴く「築地オーライ」は、私もそうです。車で聴いてるとそうなるのですが、「築地オーライ」を歌いながら運転していると軽自動車なのにトラックの運ちゃんの気分になれます。

originalovebeeroriginalovebeer2005/03/14 02:05Lindaさんは(そういえば)新しいファンだったんですね。リアルタイムでのこの12年は本当に大変でした、ええ(笑)。でも自分がリアルタイム以前の、1stが出た当時のファンの戸惑いぶりもなんとなく想像が付きます。「ORANGE MECHANIC SUICIDE」のインディーズ盤版と1st版との何たる違いか。▼ORIGINAL LOVEの音楽とドライヴの相性の良さは昔からよく言われますが、今も健在ということですね。自分はペーパーなので思う存分に語ることができないのが残念です。

momonga80momonga802005/03/29 12:44改めまして、こんにちは。初めまして。
昨日つたない文章でGroupの申し込みをした
momonga80と申します。
家のmacからだと入力画面の文字が化けてましたが、
(でも自分の所は大丈夫だったんですよね・・)
winだと大丈夫みたいです。
今後とも、色々参考にさせてください。
宜しくお願いします。