2009/04/06 (月)
■ [misc]iTunes Store「音楽遺産」に『風の歌を聴け』 
kaz_mineさんから教えていただきました。ありがとうございます。
※iTunesのインストールが必要です
世界遺産の登録基準のひとつに「人類の創造的才能を表現する傑作」という項目があるように、音楽にもたくさんのクリエイティブな才能を表現した名盤が存在します。
(中略)
iTunesがセレクトする名盤コレクション「音楽遺産」、時代のパッションとクリエイティブな才能が生み出した時空を超越した音のマジックが聴こえてきます。
「邦楽」の名盤をセレクトした特集。他に選ばれていたアルバムは以下。
- 『クレイジー大作戦』クレイジー・キャッツ&ハナ肇
- 『学園天国』フィンガー5
- 『ピュア・エレクトリック』CREATION
- 『生聞59分』憂歌団
- 『包』四人囃子
- 『虹伝説 -The Rainbow Goblins-』高中正義
- 『Logic』ロジック・システム
- 『C.B. Jim』BLANKEY JET CITY
- 『TRAVEL ROCK』小泉今日子
- 『アライヴ』ラヴ・タンバリンズ
- 『5th Wheel 2 the Coach』スチャダラパー
- 『Richmondo High』GREAT3
- 『11』UA
- 『ココロに花を』エレファントカシマシ
- 『HOME』山崎まさよし
- 『Sweet』スガシカオ
いろいろな年代に散らばっていて面白い。この中でロジック・システムだけ知らなかったのだが、1981年の松武秀樹のソロ作品だった。
「vol.1」はジャックス、はっぴいえんどにはじまり、フリッパーズ・ギター、宇多田ヒカルまで。選者は、90年代のCDバブル時代に洗礼を受けた同世代の人なのかな?と思った。
せっかくインストールしたのでiTunesをいろいろ見てみた。『Rainbow Race』~『街男 街女』までゴッソリ存在しないのね。ポニーキャニオン、本当にやる気ないんだな。また、人気ランキング(トップソング順)で「LOVE VISTA」が全体で最下位に近いのも気になった。「長い」ってだけで聴いてないのなら、あぁもったいねえ。
■ [misc]Napsterの近況 
ところで、音楽配信といえば、自分は2年前から「ナップスター」ユーザーである。2年前は田島もやっていたようだが、今はどうなのだろう?
そのころは、オリジナル・ラヴは「購入専用」としてしか聞けなかったのだが、その後の「Standard 90」シリーズで再発のおかげで、今ではEMI時代の曲はフリーで聴くことができるようになった。しかもオリジナルアルバムだけではなく、『セッション』『Wild Life』『Summer Love』『シングルズ』『アーリーコンプリート』まで、すべて聴ける。しかし、ポニーキャニオンの音源がまったくないのは、今でも同じ。
今、「人気曲」を見てみたら、こんな順位になっていた。
- スキャンダル
- Two Vibration
- 夜をぶっとばせ
- WALL FLOWER
- BODY FRESHER
- The Best Day of My Life
- DEEP FRENCH KISS
「邦楽が弱い」と言われていたNapsterだが、去年の暮れに大幅に増えて、iTunesほどではないものの、かなりの曲が聞けるようになった。スーパー・バター・ドッグやクラムボンなんかが、一気に聴くことができるようになって、個人的にホクホクだった。
http://www.napster.jp/music/playlist/genre/000000336.html
一方で洋楽はさすがの充実ぶりで、ColdplayもU2も新譜を買う必要がなかった。「洋楽好き」なら、月1枚のCD代でマジでお得っす。クラシックやジャズも聴く人ならなおさら。聴きたい音源に出会える確率は、個人別なら8割くらい、アルバム別なら5割くらい(個人比)。興味のある方は、ぜひ下のアフィリエイトでね(たまにはあからさまな宣伝)。
この「音楽遺産」のラインナップ、面白いですよね。iTunes Storeで買えるもの限定、というフィルタが、このちょっとひねくれたようにも見える選定の原因なのでしょうけれど。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=19906
ラインナップは、ラヴ・タンバリンズのチョイスが、すべてを物語っているような気がします。やはり同時代人ですね。