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バベルの塔または火星での生活 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2009/05/14 (木)

[][]補注・「ここがイイのか?『東京 飛行』」 補注・「ここがイイのか?『東京 飛行』」 - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

前エントリ「ここがイイのか?『東京 飛行』」では、当時から2年前の『街男 街女』の時のインタヴューを根拠にして論を展開していた。

それでは、その間に田島の考え方が変わってしまっていたとしたら? もちろん、自説は瓦解する。

ということで、『東京 飛行』の時のインタヴューで実際に田島はどのように述べていたのか、自説を「仮説」として、検証してみた。


参照した雑誌は以下の3誌。

『音楽と人』2007年1月号

http://www.usen-magazine.jp/oh/0701.html

『MARQUEE』vol.58

http://www.marquee-mag.com/backnumber/vol_58.html

MARQUEE vol.58 マーキー58号

MARQUEE vol.58 マーキー58号

『MUSIC MAGAZINE』2006年12月号

「喪失感」に溢れている、という仮説

今回は、地に足がつかない浮遊する感覚がテーマにあって。糸の切れた凧のような感じっていうかね。存在感というより、不在感。街に暮らしている都会人の拠り所のなさ、どこにも拠り所がないのが普通の感覚じゃないかなって気がしてね。

MARQUEE Vol.58

「欲望系、煩悩系」、という仮説

まあ情熱というか、行き場のない情熱が……ほとばしろうとしして、せき止められてるというか(笑)

音楽と人 2007.1

「暗い悲しい作品」、という仮説

街に生きている人間の不在感みたいなものを描いたやるせない悲しいアルバム。

MUSIC MAGAZINE 2006.12

すべて、田島自身の言葉(インタヴューにおける)である。

…ということで、案外的を外していなかったことにホッとした。

まぁ、その2年間で田島の考え方に大きな変化がなかったのは、わかっていたことだったので、当然といえば当然なのだが。

まだ語り尽くしていない部分

しかし逆に、これらの雑誌を読み直して、自分が触れてない部分で、田島が共通して語っていることがあることに気がついた。ここまで絡めて『東京 飛行』についてまとめることができればいいのだが……それにはまた、29ヶ月*1必要なのかもしれない。

「男と女」

夜とアドリブ」は単純にイメージでパパパッと作ったんだけど、イメージの飛躍を面白がって作った。でも、他の曲はそうじゃないですね。「男と女はもっと向かい合うべきだ」というテーマがある。(中略)

そう、男と女がすべてです。シンガーソングライターは、絶対にそこを避けて通れないんじゃないの?

MARQUEE Vol.58

(岡本)敏子さんと太郎さんの関係とか、自分の恋愛のことを考えたりしているうちにこういう風(注・「明日の神話」)になったんです。そこから<ジェンダー>という曲ができたりして、結果的にアルバムにつながっていきましたね

MUSIC MAGAZINE 2006.12

僕は、あのー……もう性についてずっと唄ってきたんでね。もう、ほとんど男と女がすべてだと思ってます。アハハハハ! 恋愛至上主義者ですね。依存症じゃないんだけど。そういう部分は自然に大きくあるなと思います

音楽と人 2007.1
「音楽=人生」

うん、だから……人生についてのアルバムなんだよ、きっと! 『街男 街女』も『ムーンストーン』も、ここ何作かは、自分の人生があって、いろんな人の人生を見て……っていうことを表現しちゃった。(略)<アート=人生>って岡本太郎さんが言ってたけど、今はそういう表現がしたい時期なんだなあと思いますね

音楽と人 2007.1

人間の葛藤を自分自身を通じて音楽で描いていきたい時期なんだろうな、今は。人に泣けるっていうかさ。だから、そう、ブルースですよね。その人が本当に悩んだり葛藤したりしていることを歌にしているよなのが好きなんだな、僕は。

MARQUEE Vol.58

かっこつけずに生きるのって難しいけど、やるからにはそれを音楽で表現したいですよね。歌と言葉を聴いて欲しいっていう風に、アートから芸能にシフトしてきてるのかも知れないな

MUSIC MAGAZINE 2006.12

*1:現時点での『東京 飛行』からのリリース時間

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