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バベルの塔または火星での生活 このページをアンテナに追加 RSSフィード

IDを変え、引越しました。 現在は https://originallove.g.hatena.ne.jp/keyillusion/ です。

2009/05/22 (金)

[]田島貴男の、「ロック」っていうのは 田島貴男の、「ロック」っていうのは - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

「雑感」以前のメモ的なエントリ。「Voice」は後になると探すのが面倒くさいので記録的な意味もあり。

「ロックな・・・」という言い方を昨今の世間で聞くときがあって、そういうときその「ロック」という言葉の意味するものが、「怒っている」とか「気合い」とか「力んだ生き様」、「過激な生き様」みたいになっていることがあるのだけど、ぼくは本来「ロック」とか「ロックンロール」の意味するのは、「踊れて、ニクいセンスをもった音楽」なんだと思う。キース・リチャーズが、なにかのインタビューでたしか、ロックっていうのは言葉通り「揺れる」、からだが揺れる、つまり、つい踊りだしてしまうようなダンサブルなビートを打つ音楽、スイングする音楽のことだ、と言っていた記憶がある。

Tajima’s Voice 2009.5.19(火)付

田島の現在の「ロック」観がストレートに表明されていて興味深い。『東京 飛行』もこの「ロック」を念頭にして聴いてみると、また違った面が見えてくる。

このブログで、『東京 飛行』の「ニガテな曲」には「自分の中の『ロックな心』に疼くものがなにもない。」と書いたことがある*1が、たぶんそれは、上の引用での前半部での狭い意味での「ロック」だったんだろうな、と思う。

だからって、自分が間違ってました、『東京 飛行』は素晴らしい!と掌を返すほど単純な話ではないのだが、『東京 飛行』の聴き方のヒントにはなりそうだし、さらには新作へのヒントにもなるような気がする。田島は、より"プライマル"なロックへの回帰を果たそうとしているのだろうか?


ところで、前エントリでのリンク先での通り、24日(日)午後2:00~3:00にBShiで放映される、世界・時の旅人「君はオーティスを聴いたか 忌野清志郎が問う魂の歌」は、本当に観たいなぁ…。清志郎がオーティス・レディングに影響されていた、というのは今回の追悼の流れではじめて知ったことなのだけど、「ロック」も「ソウル」も根っこの部分は同じなんだな、という当たり前のことを、改めて実感させてくれた事実だった。

ロックもソウルもジャズもブルースも、アメリカの黒人的な「グルーヴ」がないと、なんだかピンボケたような感じになる。ここ数年、個人的にロックよりもソウルの方を多く聴いてきて、自分の大好きなロックには必ず"それ"があったのを実感してきたし、日本では優れた「ポップス」を作っている人ほど"そこ"への気配りが確実にあるのがわかってきた。逆に、日本で「ロック」と括られるバンド・人の中には、それをまったく感じさせない場合が非常に多い(そういう音楽は心にまったく引っかからないので、名前すら覚えられない)。

田島貴男というミュージシャンは、それを使って音楽を作ることのできる人なんだよな。

好きな音楽を「たどって」聴いてみたことはあるかな。

Tajima’s Voice 2009.5.19(火)付

もちろん、ブルースなんかは「たどって」聴きましたし、オリジナル・ラヴ関連でもこれでも頑張って聴いてるんですが…未だにうまく整理できないでいます。もっと修行してきます…。

nekoneko2009/05/23 04:24そういわれると,「スローバラード」はオーティス・レディングの曲のように聴こえますね.

originalovebeeroriginalovebeer2009/05/23 14:11スローっぽいのでパッと思い至る曲が出ませんでした。もうちょっと勉強してきます。
それよりも、ストーンズの"あの曲"に似てるよなぁ…とずっと思っているのですが、あの曲が一向に思い出せません。…耄碌してきたかも。

CDJCDJ2009/05/24 07:08何か自分も「東京飛行」は、今まで始めての苦手な感じでして。からっぽな音にしか聞こえなくて。そういうつもりで作ったのだからしょうがないのかなと思います。で、分かったのが田島の「ロックっていうのは、」の言葉からゆらいでるかどうかだと。ですると。個人的には、「東京飛行」にはそれが、感じられず、最近みた某動画サイトのこれは、
「Takao Tajima-Hit That Jive Jack」
むちゃゆらいでます。リズムだけでなく、歌の微妙なタメ。スゲー存在感!惚れてまいます。

originalovebeeroriginalovebeer2009/05/25 03:52以前にnekoさんがコメントしてくれた動画ですね。今回は意を決して(誇張)観ました。
このころ(1993年)はむしろ、頭で考えずに身体でグルーヴを体現していましたよね。それと比べると、『東京 飛行』は、やはりそれがちょっと足りない気もするのです。ただし、それは70年代以降のグルーヴ感からの評価かもしれなくて、もっとルーツ的な、50年代くらいのグルーヴ感だと、『東京 飛行』っぽくなるのかもしれません。まだその辺の音楽をほとんど聴いていないので、的外れかもしれませんが。

「からっぽな音」といえば、『東京 飛行』を、『ベリッシマ!』の有名なレヴュー、「仏作って魂(ソウル)を入れず」のロック版として聴くと、「2度目のトリック」「13号室」なんか、意外とすんなり聴けたりもします。その「からっぽ」感がどこまで意図的なものなのかは、やっぱり新作が出てくれないことには、評価が難しいです。

originalovebeeroriginalovebeer2009/05/25 03:54ストーンズの"あの曲"、自己解決しました。'I Got The Blues'でした。一番好きなアルバムの曲なのに…情けない。
というか、今知ったのですが、その'I Got The Blues'自体が、オーティス・レディングに捧げられた曲なのだそうですね。そのオーティスも'Satisfaction'をカヴァーしていたり(しかもそのホーンアレンジが、ストーンズのライヴでのものに似てる!)、もうクラクラしてきました。
でもって、オーティス・レディングの'I've Been Loving You Too'あたりが、両者のオリジナルに当たるわけなんでしょうかね?

CDJCDJ2009/05/25 21:17すでにコメント済みでしたね。ここ最近のVOICE見てたら、もう わくわくして。ROOTS66以降、個人的にはどうかなと思うことありました。同世代の何か同じ香りがする方向性。音色、または、ジャケ写など。ずーと「ブルース」「痛み」とか言わずに弾けて欲しいものです。「キングスロード」の流れで
最後に「エミリー~」なんて田島ならでは、ないでしょうか? バンドとしてのライヴ早く見てみたいです。

originalovebeeroriginalovebeer2009/05/28 03:13そのワクワク感わかります。新しいエントリにぶちまけてみました!

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