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バベルの塔または火星での生活 このページをアンテナに追加 RSSフィード



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2009/05/05(火)

田島出演NHK-FM「ライブウィズフレンズ ~塩谷哲と音楽仲間たち~」オンエア

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http://www.nhk.or.jp/fm-blog/200/18012.html

http://www.earth-beat.net/ 「On Air」メニューより

Saltish Night Vol.12」の放送。

「スタジオゲスト」として、田島が番組を通しで出演した。

オンエア曲(田島参加分のみ・放送順)

なお、当日は他に「明日の神話」(塩谷哲+田島貴男)が演奏されたがカットされた。

「ライブウィズフレンズ ~塩谷哲と音楽仲間たち~」を聴いた

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遊びたがり」を聴けた! もうこれだけで大満足! なぜって、いまや『東京 飛行』で一番好きな曲だから。

遊びたがり」の中間の展開部が、オリジナルでは劇的なのが、ここではピアノ一本なので大人しめで、それがまた情感的でよかった。ラストのリフレイン部での田島のスキャットも、またライヴならではの即興感。ラジオなのに、ステージングも想像できるような息遣いの感じられる、素晴らしいライヴだった。

もうあとは、付け足しのようなものです。とかいって、またいつものようにダラダラと長いけどね。

「Saltish Night」

http://originallove.g.hatena.ne.jp/keyillusion/20081223/

恥ずかしながらちゃんと理解してなかったのだが、「Saltish Night」って、本当に塩谷さんのピアノだけのライヴなのね。井上陽介さんの「Cb」がコントラバスだったことにも、聴いてからやっと気づいた。

さらに恥ずかしついでに、柴田淳さんって、年配の男性ヴォーカリストだと思っていた…。

その共演の「プライマル」は、女性とのデュエットというだけでも珍しいヴァージョン。マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル…とはちょっと言い過ぎかな。さらに、柴田さんにキーを合わせていて、田島もそのキーで歌っているという、オリジナル・ラヴのライヴでもなかなか聴けないアレンジだった。Caocaoよりもしっかりとバックに徹している田島の仕事ぶりが新鮮だった。

他の人と共演すると、田島のヴォーカリストとしての存在感はやはり大きいね。ファンの贔屓目なしにしても。そして、一時期のような「ガナリ声」がなくなっているのが、また嬉しかった。『東京 飛行』でもヴォーカルスタイルは少し丸くなってきていたのは確認できたが、このライヴでは、まさに『Sunny Side』のころのような渋さに帰っていた。

この日の「接吻」は、シングル「夜行性」に収められている「Trial Session」のヴァージョンをも超える素晴らしいものだった。最高のピアノをバックに、最高のヴォーカル。ふと、『セッション』の「ピアノ弾き語りヴァージョン」を思い出した。…木原さん。



他の出演者も素晴らしかったものの、大変(≒面倒)なのでくだくだしく述べない。ただ、なかで印象的だったのは、玉城千春によるアンジェラ・アキ「手紙」のカヴァー。元の曲も、「中学生にこんなの歌わせるのかよ!」というほど完成度の高い曲だと思っていて、アンジェラ・アキの、若者の焦燥感を感じさせるヴォーカルも素晴らしいと思う。それを、玉城千春の柔らかい声で歌うと、「オトナ」側からの視点が強調され、優しさに溢れる曲になるのだな、と思った。


塩谷&田島トーク

「スタジオゲスト」とは言っても、田島は自分の歌のところだけしか出番ないのかな?と思っていたら、嬉しいことに頭から出ずっぱりだった。もちろん、塩谷さんの堅めのMCをスムーズにするような役割は無理だったけど、二人のグダグダとしたトークは、それはそれで面白かった。

田島の小ネタ話もたくさんあったり(「カラオケでジュリーばかり歌う」とか、「『レディ・マドンナ』何度練習してもできないんだよね」とか)、柴田淳、絢香それぞれへのコメントなどもあったけど、全部書いているとキリがないので割愛。

ただ、二人のトークですごく意外で印象に残ったことを二つ。

まずは塩谷さんが、田島のピアノについて褒めちぎっていたこと。たしかに先日エントリした「ショウマン」の動画でも確認できるように「味のある」ピアノではあるけれど、塩谷さんがそこまで褒めなくても…と思うくらい絶賛していた。

もうひとつは、塩谷さんがジャズ畑の人に憧憬を抱いていたこと。小曽根真との共演話で「ジャズの人は一音も逃さない」と尊敬の念を送っていた。塩谷さんって、むしろジャズ寄りの人だと勝手に思っていたから、それが意外だった。「なんでも即興的にアレンジするのではなく、曲の個性を大切にして演奏する。『プライマル』は完成度が高く、手を付けられるところがないので、そのまま演奏した」というようなことも言っていた。

自分が、塩谷哲の名を最初に知ったのは、Adiというグループでだった。『結晶』にも参加している金子飛鳥と、『EYES』でベースを弾いている渡辺等らが組んだバンドで、その2ndアルバムが出た頃、ということは、実はオリジナル・ラヴを知ったのとほとんど同じ頃だったと思う。世間的にもブレイクしたオルケスタ・デ・ラ・ルスのメンバーであることも知って、若いのにすごいピアニストだな、と思っていた。当時の自分は、日本のミュージシャンにはほとんど興味を持たずにいたのだが、Adiを聴いて日本のミュージシャンも面白いのがいるものだな、と思ったものだった。

なお、そんな塩谷氏と田島との初共演は、ずっと最近、2004年『街男 街女』が最初であるはなく、先行シングル「沈黙の薔薇」のカップリング「あまく危険な香り」が最初だった*1(「夜の宙返り」のあのピアノも塩谷氏)。今回の番組の中で「一発録りをして…」と感慨にふけっていたのは、このときのことである。金子飛鳥-渡辺等ラインから考えても、もっと早くから共演していても不思議ではなかったのだが、元々オリジナル・ラヴには木原龍太郎がいたし、『ムーンストーン』前後では自分でピアノを始めてしまったのもあって、なかなか巡り合う機会がなかったのだろう。


佐藤竹善と田島貴男

佐藤竹善と田島貴男の共演って、もしかして初めてだろうか? ちょっと覚えがない。

Sing Like Talking は、10数年前にORIGINAL LOVEのファン友達から教えてもらうまで名前すら知らなくて、つまり「田島繋がり」で知ったバンドである。

「星の夜」で両者の歌を並べて聴いて、今でも両者を同じように愛しているファンはどのくらいいるのだろうか?と思いを馳せた。かつては、両者共通のファンはかなり多かったハズなのだが、今ようやく共演することになって、深い感慨を覚えている者が、果たしてどのくらいいたのだろうか?(ほとんどのファン友達が、ソロになってから離れてしまったし)

その当時の両者には、確かに共通するキャラクターがあった。個性的な声で、歌が上手く、ソウルに根を挿したヴォーカリストだった。

しかし「星の夜」で聴く両者の隔たりの大きさに、時の流れを感じた。両者はまったく、性格の反対なヴォーカリストになってしまっていた。竹善氏は音を絶対に外すことのない完璧なヴォーカリスト。かたや田島は、声の揺れ幅が大きく即興的な情感を表出するヴォーカリスト。

ヴォーカリスト田島貴男の存在感を、久しぶりにたっぷりと堪能したこの日の放送だった。

*1:コメント欄参照。