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バベルの塔または火星での生活 このページをアンテナに追加 RSSフィード

IDを変え、引越しました。 現在は https://originallove.g.hatena.ne.jp/keyillusion/ です。

2005/03/09 (水)オリジナル・ラヴ マイランキング

マイランキング2位:『L』(1998)8th マイランキング2位:『[[L]]』(1998)8th - バベルの塔または火星での生活 のブックマークコメント

L

ピチカート『月面軟着陸』の「これは恋ではない」を地でいくように、"音楽"それ自体に心底倦んでしまっていたこのころ。前2作および先行シングルに馴染みきることができず、このアルバムを聞いたらORIGINAL LOVEもろとも音楽を聴くのもやめようか…と思い詰めつつ聴いた。

ところが、「Wedding of Housefly」の、これまでの「アルバム1曲目」とはまったく正反対の軽薄短小な音にあっけに取られ、続いて流れてきた「水の音楽」に完全に打ちのめされてしまった。この近作の、「機材機材」と無理しているようにしか思えなかった音が、ここでは完全に田島の音になっていた。そして、聴き込むほどに気づくものすごい緻密な音の組み立て方。オリジナル・ラヴをはじめて聴いてから6年目にして、田島の本当の実力を知ったのだった。

正直なところ、アルバム内の個々の曲のできにはムラがあると思う。もっといえば、「水の音楽」だけでほぼ全体の印象を決めているようなものだ。しかし、アルバム全体にトーンが統一されているのがよい。ジャケット(中身のないグラマラスな女性)も、見事にそのアルバムのスッカラカンな音を象徴している。どうしようもない、閉塞された気分のときに聴くと、本当に染みてくる音だ。そして、その先に微かに見えてくる白い光が、このアルバムの「救い」となっている。実際、その救いのおかげで、いまこんな文章を書くことができている。

さらに、『L』ツアーにとどめを刺された。ターンテーブルのL?K?Oをフィーチャリングし、ほぼ全曲がアルバムでの鬱憤を晴らすかのような強烈なアレンジを施されていた。こうしてまた、田島に打ちのめされたのだ。まだまだ音楽の楽しみは尽きていないぞ!と両頬を叩かれたかのようだった。

なお、このツアーのアレンジは、次の「FIRE WALKING」ツアーでさらに拍車をかけられ、『XL』という形でディスク化された。

ところで、2004年の『街男 街女』ツアーでは、ライヴにてアルバムどおりの曲順を再現していた。個人的には、当時この『L』のツアーがそうならないかと大いに期待していたのだが、それはさすがに叶わなかったのだった。

 イチオシ曲:「水の音楽」
 苦手曲:「インソムニア

rararapocarirararapocari2005/03/11 00:40一気に読みました。面白かったです。やはり「苦手曲」を示すのと、最下位まで順位をつけるというのが、この企画のツボですね。自分と違う部分もたくさんあるので、少し時間が空いたら書きたいと思います。あと、ham→humですね。

ゆうじ!ゆうじ!2005/03/11 08:35こんちには。こちらでははじめての書き込みです。改めてよろしくです。
マイランキング、楽しく拝見させていただきました!!概ね流れとしてに自分と共通しているところが多くて嬉しかったり、またアルバムの評価は同じくらいでも、個々の曲の評価は正反対のものがあったりと面白かったです。あと『踊る太陽』の「ある曲を基準に据えると他の曲の不出来が鼻に付いてしまう。」の記述がツボでした。このアルバムに感じる違和感はそういうことだったのかと目から鱗でした。
自分でやってても面白かったですが、他の方のランキングを拝見するのも凄く楽しい。特に苦手曲が知ることができるのが楽しいんですよね(笑)もっと多くの方のランキング知りたいですね。rararapocariさんも是非!!

originalovebeeroriginalovebeer2005/03/11 22:17これは読むよりもやってみるほうが楽しいです。rararapocariさんのが楽しみです。▼誤字指摘感謝。

originalovebeeroriginalovebeer2005/03/11 22:28「ある曲を基準に据えると…」についてですが、『EYES』『ELEVEN』への不満もおおよそそれで説明が付くことに気づいて、自分でも書いてみてハッとしました。
それにしても、自分のとゆうじ!さんのだけでは、『ELEVEN』があまりにも不遇ですね(笑)。ということで実は今日『ELEVEN』を聴いていたんですが、かなり久しぶりに聴いたようで、いろいろと新しい発見がありました。このアルバムは「最下位」なのではなくて、12番目に好きなアルバムですね。ブログの特性を活かしてアルバムごとのレビューをしようと前から考えていたのですが、今度こいつからまとめてみたいです。

LindaLinda2005/03/13 19:11ファンになって初めて迎えたアルバムが「街男 街女」という超新米ファンの私ですが、勇気を持って書き込んじゃいます。その時の状況やライブなどを交えたランキング、とても楽しく読ませていただきました。私のように後から短期間に一気にアルバムを聴くと、OLの変化のさまも安心して面白がっていられたのですが、リアルタイムで聴いてこられた方は大変だったんでしょうね。でも、とても羨ましいです。ちなみに私の1位は「街男 街女」です。いろいろ思い入れがあって。前作から引き続いてのドラマー沼澤尚さんの参加や贅沢にも全曲にわたって塩谷哲さんのピアノが聴けるのも嬉しいところです。「鍵、イリュージョン」の後に聴く「築地オーライ」は、私もそうです。車で聴いてるとそうなるのですが、「築地オーライ」を歌いながら運転していると軽自動車なのにトラックの運ちゃんの気分になれます。

originalovebeeroriginalovebeer2005/03/14 02:05Lindaさんは(そういえば)新しいファンだったんですね。リアルタイムでのこの12年は本当に大変でした、ええ(笑)。でも自分がリアルタイム以前の、1stが出た当時のファンの戸惑いぶりもなんとなく想像が付きます。「ORANGE MECHANIC SUICIDE」のインディーズ盤版と1st版との何たる違いか。▼ORIGINAL LOVEの音楽とドライヴの相性の良さは昔からよく言われますが、今も健在ということですね。自分はペーパーなので思う存分に語ることができないのが残念です。

momonga80momonga802005/03/29 12:44改めまして、こんにちは。初めまして。
昨日つたない文章でGroupの申し込みをした
momonga80と申します。
家のmacからだと入力画面の文字が化けてましたが、
(でも自分の所は大丈夫だったんですよね・・)
winだと大丈夫みたいです。
今後とも、色々参考にさせてください。
宜しくお願いします。